【中国映画】戦争映画の超大作!「1950 鋼の第7中隊」

【中国映画】戦争映画の超大作!「1950 鋼の第7中隊」

紹介する「1950 鋼の第7中隊」は映画スタッフ1.2万人、エキストラ7万人、450社に及ぶVFXスタジオが参加する製作費270億円を掛け、壮大なスケールで描かれる戦争スペクタクル巨編です。

はじめに

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紹介する「1950 鋼の第7中隊」は映画スタッフ1.2万人、エキストラ7万人、450社に及ぶVFXスタジオが参加する製作費270億円を掛け、壮大なスケールで描かれる戦争スペクタクル巨編です。

 

映像のリアルさを求める人には絶対におすすめしたい映画です。

 

映画「1950 鋼の第7中隊」の特徴

 

1950年11月27日に勃発した朝鮮戦争の戦闘の一つ「長津湖の戦い」を中国側の視点で描いた作品です。

 

仁川(インチョン)から朝鮮半島に上陸し、38度線を越えて中朝国境に迫っていたアメリカ軍を主体とする国連軍と中国人民志願軍が初めて激突した戦闘で、朝鮮戦争の中でも最も熾烈な戦いとして知られています。

 

零下40度に達する極寒の厳しい状況での撮影は、数多くの製作者が映画化に挑戦したようですが実現は難しかったようです。

 

当初から製作が困難を極めることが予想されたため、中国映画界の重鎮たちが集結し、共同で監督する手法が取られることになりました。

 

中国建国100周年を記念した作品として、本作は製作規模や投資規模、撮影期間、キャストの人数において中国映画史の記録を塗り替えた作品です。

 

5年に渡る脚本の推敲、2年以上の入念な準備期間、7万人を超えるエキストラの参加、大規模なセットや、軍装備、100kmを超える戦闘・戦術シーンのデザインワーク。

 

これらのすべてが記録ずくめで、中国映画史に残る超大作映画となりました。

 

あらすじ

 

国共内戦後まもなく帰郷した人民志願軍・第9兵団 第7中隊長の伍千里(ウー・ジン)は、兄の百里が戦死したことを両親に報告する。

 

戦争による軍の手当で彼は、両親に家を建てることを約束した。

 

しかし中国が朝鮮戦争に参戦し、彼の休暇は取り消される。

 

弟の万里(イー・ヤンチェンシー)は一緒に行きたいと言うが、千里はそれを許さなかった。

 

おりしも1950年9月15日。朝鮮戦争に介入した米軍を中心とする国連軍が仁川に上陸。

 

前後して米空軍は敵の全地域を絨毯爆撃し、その脅威は中朝国境付近にまで迫っていた。

 

千里が戻った第7中隊は、前線に無線機を届けるように指示を受けた。

 

そこで兄を追って入隊した万里の姿を見つけ、彼は愕然とする。

 

しかし万里の揺るがぬ意志を目の当たりにし、千里は彼に銃を渡すのだった。

 

だが彼らは列車での移動中に爆撃され、第7中隊は徒歩での移動を余儀なくされる。

 

しかも隊は巡回中の米軍機と遭遇。兵士たちは遺体をよそおうも、機は容赦なく銃撃。

 

万里と親しかった仲間がこの空爆で命を落とし、戦争の非情さを知るのだった。

 

第7中隊は前線で束の間の休息をとるが、ほどなく長津湖に帰還するよう命令がくだる。

 

しかし氷点下での行軍は過酷で厳しく、物資不足が兵士たちを苦境へと陥れる。

 

さらには米軍の探知機が総司令部の場所を確認し、戦闘機で基地を爆撃する。

 

そんな中、司令室にある重要な地図を取りに向かった一人の兵士が、被弾して命を落とす。

 

その人物は劉という偽名で従軍していた、毛岸英だった。

 

岸英を失った悲嘆に暮れる間もなく、米軍への総攻撃が決断され、体制を立て直した志願軍新司令部は各軍を配置させ、第7中隊もそれに従った。

 

そして11月27日の夕刻、長津湖を陣地とする、米第31歩兵連隊の掃討作戦が開始された。

 

かくして、中国人民志願軍と米軍による「長津湖の戦い」の火蓋が切って落とされたのだ。 ※引用元 公式サイト

 

「1950 鋼の第7中隊」の見どころ


「1950 鋼の第7中隊」は「朝鮮戦争」を題材に、アメリカ軍率いる国連軍と中国軍が直接戦った1950年の「長津湖の戦い」を描いた映画ですが歴史上の事実を知ることができる貴重な映画です。

 

中国映画にはあまり関心がなかったのですが、たまたま観た予告編で製作費270億円、世界興行収入1130億円と、とんでもない金額が気になりAmazonで検索するとレンタルすることができたので、当時500円で観ました。

 

「1950 鋼の第7中隊」は2021年に中国で作られた映画で、175分の超大作です。

 

かなり長いので心して観てください。

 

迫力のある戦闘シーンは、お金がかかってるだけあって圧倒されます。

 

もちろん、CGですがかなり高い技術を感じます。

 

是非、観てください。

 

中国の役者さんの名前は知りませんが、みなさん名演技される方ばかりで、迫力のある戦闘シーンに負けない演技力には日本の俳優さんは足元にも及ばないでしょう。

 

私的にはどこのシーンが特に良かったということはなく、すべてのシーンが良かったと言うしかありません。

 

では、このサイトの目的である「心に残るシーンはあったのか」と聞かれると難しい映画です。

 

ただ、戦争映画を楽しむにはいい映画ですが、泣かせるシーンや感動するシーンは個人的にはありませんでした。

 

私はアメリカ映画が好きでよく観ますが、とうぜんアメリカ側が勝利するパターンですが、今回「1950 鋼の第7中隊」ではどちらを応援していいのか複雑な心境でした。

 

余談ですが、劇中に出てくる戦闘機「コルセア」は子どもの頃、プラモデルでよく作った記憶があります。

 

 

あとがき

 

「1950 鋼の第7中隊」は3時間弱の上映時間がありますが、飽きることなく一気に観てしまうくらい引き込まれる映画でした。

 

正直なところ、感動するシーンはありませんでしたが娯楽として観るぶんには満足できる映画でした。

 

韓国映画や中国映画を観て、いつも思うのはスケールの大きさと俳優の演技の素晴らしさです。

 

同じアジアの日本映画は足元にも及ばないのではと個人的には感じます。

 

もちろん、制作費用の大きさにもよりますが韓国映画や中国映画は本気度が断然、違うように感じます。

 

「1950 鋼の第7中隊」は絶対、おすすめの映画です。

 

是非、観てください。

 

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